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国際的スタートアップでの働き方 その1:CEOの場合

13th February 2017

「働き方」や「ワークライフバランス」に関する議論は、以前にも増して日本で活発に行われるようになりました。今回私たちは日本を拠点とするスタートアップ企業として、働き方の現状や理想とのギャップなどをありのままに共有したいと思い、このコンテンツを作ることにしました。

窓をホワイトボード代わりに使うフィリップス代表取締役。たまにこうしてプレゼンテーションすることもあるそう。

一般的に「欧米の企業」と聞くと、日本企業と比べワークライフバランスが取りやすいイメージがあるかと思います。同時に「スタートアップ」と聞くと昼夜を問わず仕事に追われるイメージがあるのも事実。

では、アメリカ人経営による日本拠点のスタートアップでは、どのような働き方が推奨されているのでしょうか?そして、経営者はワークライフバランスについてどのように考えているのでしょうか。

今回は、PRIMO創業者のアバサ・フィリップスに、自身のワークライフバランスについてスタッフがインタビューしました。

PRIMO立ち上げで大きく変わった生活

PRIMO:PRIMOを立ち上げてから、アバサさんのワークライフバランスはどうですか?

Abasa: 正直、私自身の生活と仕事のバランスは全く取れていないですね。現在PRIMOを含めて2つの会社を運営しています。PRIMOに関しては2015年9月に立ち上げ、人を雇うところから始めて、チーム作り、時差のある海外チームの管理などいろいろとやることが多くて。

PRIMO:PRIMO以前はどうでしたか?

Abasa:私の場合、PRIMOを立ち上げる前のワークライフバランスがすごく良かったんです。完璧に近いくらい。

PRIMO立ち上げ前の時点で、もう一つの会社を立ち上げてから既に8年ほど経っていました。Eコマースと決済に関するコンサル企業で、安定して顧客もいて軌道に乗っていました。

そんな状況だったので、例えば私の1日は、朝5時半に起きてメールなどをチェックしたら、午前中はジムかブラジリアン柔術のスタジオで運動。そして午後には仕事に戻り、メールやオンラインミーティングをして、夕方5時半には夕飯。

PRIMO: 早いですね!(笑)

Abasa: そう(笑)。夜10時頃には寝て、また翌朝5時半に起きると。そんな生活を送っていました。これは本当に私の理想的な過ごし方です。

この時は食事もヘルシーだったし、睡眠もちゃんと取れていて、時間も柔軟に使うことができた。そして、体調も良かったし身体も引き締まっていました。

PRIMO:この1年できっと、生活に様々な変化がありましたよね。

Abasa: 本当にそうですね。

最初にPRIMOを思いついた時は、スタートアップの大変さがよくわかっていたので、「やりたくない」と思ったんです。生活がとてつもなく変わってしまうことがわかっていたから。

でも長年温めていたアイディアが一つにまとまって、それを形にする方法が見えた時、私しかできる人はいないと思った。結局、思いついたその日にPRIMO立ち上げを決めました。

予想以上に難しいワークライフバランスの回復

PRIMO:生活の変化によるご自身への影響は何か感じていますか?

Abasa: とても感じています。近い距離でも時間がなくてタクシーを使うようになったし、自転車にあまり乗らなくなった。あと、前と比べて全く健康的な食事ができていないですね。この1年で13,4キロ太りました。

PRIMO: この状況は想定していましたか?

Abasa: 全く想定していませんでした。立ち上げ後6ヶ月位したら生活を元に戻せると思っていました。現時点でも、いつまでに戻すことができそうか見通しが立っていません。実現する方法を今もまだ模索中です。

PRIMO: ストレス解消のためにしていることはありますか?

Abasa: 今でもブラジリアン柔術はしています。あまり時間が取れないので、1時間半のクラスに30分だけ出たりとか。それだけでもすごくリフレッシュできます。
以前は歩くことで気分転換していて、最低でも毎日1万5,000歩は歩いていました。このあたりの道は熟知しているので、歩いていても気が散らないんです。歩くことが瞑想みたいな感じでしたが、今は時間が取れないので、ブラジリアン柔術が唯一の方法ですね。あ、あとチョコレート(笑)。チョコをたくさん食べています。

PRIMO: スタートアップを経営する魅力とは何ですか?

Abasa: 営業に出てPRIMOを紹介する時に、相手の驚いた表情やワクワクする様子を見ることができるのはとても楽しいですね。また、営業した相手から懸念点などをヒアリングして、彼らの期待以上のスピードで変更を加えたり、修正を完了して伝えた時の彼らの驚き。小さいチームでやっているからこそできることです。

PRIMO: アバサさんにとって、仕事とは?

Abasa: 自分の会社を経営している場合、仕事はただの仕事ではなく自分の一部。自分のことと同じように、面倒を見なくてはいけない。自分と仕事との線引きはないから、仕事からの休みというものはないと思っています。

また、会社員だった時に比べると、もっと動物的というか。以前はお給料を「もらっている」感覚だったけど、今は自分で成果を生みだす必要があります。

最後に、写真や絵が自己表現の手段としてあるように、私にとってはPRIMOが自己表現のひとつ。自己表現の世界では、自分の感じ方が大事ですよね。何がどのように見えるとか、どこをどう変えたいとか。そうした自分の考えや感覚を落とし込める自由は、この仕事の魅力だと思います。

インタビューを終えて アバサさんのワークライフバランスについては、聞けば聞くほど驚かされました…。では、PRIMOで働くスタッフの現状はどうなっているのでしょうか?次回に続きます。



AUTHOR

Primo

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